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イラスト:キャラクターデザイン

akaikun-jyoshi

キャラクターデザインとして最初にいただいたイラストに、web掲載用として手を加えていただきました。
いやもうホント、5人が5人とも違う方向性で可愛くて非の打ち所がない感じです。「親」として全ての子を愛してはいるのですけれど、銀河の可愛さとルナの可愛さとひなたの可愛さと夜明の可愛さと小春さんの可愛さは全部別個で、限られたページ内でそれをどうやって描くかっていうのは結構課題なのですが(「1巻」で(夕陽を含めて)6人っていうのは私にはキツいので……個人的には「1巻」では2~3人くらいがやりやすいです)可能な限りがんばってキャラを書いた、それをものすごく汲み取ってくださっているイラストだなっていう。制服の着こなし、靴下や靴のチョイス、好んで身に付ける色とか、そういうのがもう「私のイメージと寸分たがわないどころか上を行っている」んですよね。そりゃもうMITAONSYAさんは創作者としての先輩なので当然というか、私もがんばらないとって感じなのですが。
眼鏡着用者が多いのはもちろん私の趣味で、銀河は当然眼鏡キャラなのですが、小春さんも眼鏡ですし、ルナも授業中は眼鏡です。ひなたと夜明は裸眼なのかな……ひなたは勉強で、夜明はゲームで、視力を悪くしていても何も不思議ではありませんので、まあ、コンタクトなのかもしれないです。
身長や誕生日に関しては全員設定があります(twitterでつぶやいていた「豆知識」参照です。秋野ソラさんがまとめてくださっているので、ご興味がありましたら)明記されていない小春さんの年齢は、えっと大学在学中に作家を目指していたっていう表記がありましたし、デビューから4年とも書いてあるので、そうすると……いやまあ、人の年齢を詮索するものではありません。

本編について少し最後に触れておくと、読み手の方も千差万別なので……例えば((出るかどうかわからない)二巻では自ら影が薄いと言い出す予定の)ひなたさんの存在が一巻の時点で既にどれだけ重要なのか、とか、本編中のたった一行から既に伝わった方もいらっしゃれば、仮に百ページそれを書いても伝わらない方もいらっしゃると思うので(よいわるい、優れている劣っている、上下、っていう話ではなく、横方向の差の話です。なので「読解力」という言葉は使っていません)そういうのをどれくらい考慮するかっていうのも難しいところなのですが、まあ書くべきことは書きました。

ということで「赤井くんには彼女がいない」は、私の代表作として恥ずかしくない作品になってくれました。(個人的に推したい三作で「渚のロブスター少女」「誰よりも優しいあなたのために」「赤井くんには彼女がいない」でしょうか) ここを読んでくださっている方で、未読の方がいらっしゃいましたら、機会を見つけて手にとってくだされば嬉しく思います。

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